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WCP、XGP方式のデータ通信サービスを2012年1月末で終了

ソフトバンクグループのWireless City Planning(ワイヤレスシティプランニング、WCP)は、ウィルコムから継承したXGP方式によるデータ通信サービスを2012年1月31日で終了すると発表した。

XGP方式によるデータ通信サービスは、ウィルコムが高速無線通信サービスのために割り当てられた2.5GHz帯を活用して提供したサービス。試験サービスを経て2009年10月に「WILLCOM
CORE XGP」として商用サービスが開始された。

XGP方式によるデータ通信サービスの終了日時は2012年1月31日12時(正午)。

希望する利用者に対してはAXGP(Advanced eXtended Global Platform)方式によるデータ通信のモニターサービスを提供するとしている。

<コメント>
サービス開始から程なくしてウィルコムは経営破綻しソフトバンク傘下に入った。商用サービス開始といってもエリアも限定的で、ソフトバンクがすでに発表しているAXGP方式のサービスへの移行は時間の問題であり、そのやり方が注目されていた。名称こそ後継のようだが、いったんサービス終了とするからには、リセットした方がサービスの展開がしやすいと判断したのだろう。

関連リンク:Wireless City Planningの発表リリース(PDF)

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