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UQ、WiMAXの上り高速化サービスを開始

UQコミュニケーションズは、モバイルWiMAX(ワイマックス)サービスのアップリンク(上り)高速化サービスを2011年12月28日より開始すると発表した。

これまでUQコミュニケーションズが提供するモバイルWiMAXサービスでは、WiMAX機器からネットワークに向けてデータを送信するアップリンク(上り)は最大速度10Mbpsだったが、変調方式64QAMの導入によって最大速度が15.4Mbpsまで大幅に向上する。

上り高速化にはデータ通信端末ではNECアクセステクニカ製の「UD01NA」「UD03NA」、モバイルWi-Fiルーターでは「AtermWM3300R」「AtermWM3400RN」「AtermWM3500RN」「WMX-GWMR」「URoad-Home」「URoad-8000」「URoad-9000」、WiMAX対応タブレット「GALAPAGOS EB-A71GJ-B」が対応機種として発表された。

なお、料金に変更はない。

<コメント>
UQ WiMAXは高速データ通信サービスとして先行しているが、NTTドコモのLTEサービス「Xi」が追い上げており、ソフトバンクもDC-HSDPAサービス「ULTRA SPEED」をスタートする。通信速度やカバーエリアで先行している内に比較項目となる数字をできる限り上げておきたいところだろう。こうした高速データ通信サービスは来年も本格普及に向けて争いが激しくなると見られる。

関連リンク:UQコミュニケーションズの発表リリース

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