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ヒビノインターサウンド、究極のプレーヤーの発売日を決定

ヒビノインターサウンドは、iBasso Audio社のReference High Definition music Player“HDP-R10”を2012 年8月30日より発売すると発表した。

64GBフラッシュメモリーを搭載し、Micro SD(microSDHC対応、最大32GB)カードスロットにより増設も行える。

対応音声フォーマットは、FLAC、DSD(DSF)、ALAC(Apple Lossless Audio)、AIFF、WAV、WMA、AAC、OGG、APE、MP3。最大24bit/192kHzのハイビット・ハイサンプリングフォーマットを再生可能。DSDは24bit/88.2kHzにリアルタイム変換再生。また、著作権保護されたファイルや、音楽情報、フォーマット形式によっては再生できない場合があるとしている。

OSにはAndroidを採用、バージョンは2.3.1。音楽再生にはAndroid AudioSystem内でのゲイン調整を廃した「Direct Streaming」再生方式を採用した。

I2S伝送で接続するESS Technology社の32bit-DAC「SABRE32 Reference audio DAC ES9018」を搭載、32-bit Hyperstreamアーキテクチャーと、Time Domain Jitter Eliminator により、デジタル信号をアナログ信号に極めて忠実に変換する。

I/V 変換には、Texas Instruments社が医療測定器にも推奨する高精度、低歪みオペアンプ OPA627、及び高速バッファBUF634をLR 独立して搭載。

Wi-Fi通信機能、Bluetoothも搭載、オーディオ出力はデジタル出力(光 x 1、同軸 x 1)とライン出力、ヘッドフォン出力(標準 x 1、ミニ x 1)が用意される。オーディオファイルはUSBで転送する。

電源は4800mAhの大容量リチウムポリマーバッテリーを採用。電池持続時間は最大9時間(24bit/96kHz再生時の目安)、最大10時間(16bit/44.1kHz再生時の目安)、スタンバイ持続時間最大100時間(※理論値)の連続駆動を実現している。

筐体はマグネシウム合金とアルミニウム合金、樹脂による複合筐体。

オプションとしてモノブロック削り出しのアルミニウム合金を使用し金属の接合部を一切無くすことで接合部から受けやすい振動の影響を回避し、設置するプレイヤーの音質に悪影響を及ぼしにくい構造を実現したマウントベース”Nemb”、シリコンジャケットと画面の保護フィルムを用意する。

外形寸法は71.8×27.5×118mm(幅x高さx奥行き)、質量は260g。

<コメント>
期待の超高音質携帯プレーヤーの詳細が延期を経てようやく発表。これでもかと音質的に贅沢な仕様が盛り込まれている。こと音質に関してはこの数年来、進化のない携帯プレーヤー業界にあって、この取り組みは評価したい。できれば大成功とまではいかなくとも、次のチャレンジができるくらいの成功を収めて欲しいもの。

関連リンク:ヒビノインターサウンドの発表リリース

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