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ソニー、FLAC対応でAndroid搭載のウォークマンFシリーズを発表

ソニーは、OSにAndroidを採用し独自の高音質技術を搭載した『NW-F800シリーズ』、6機種を2012年10月20日より発売すると発表した。

内蔵フラッシュメモリ容量は、16GB(NW-F805)、32GB(NW-F806)、64GB(NW-F807)。

対応音声圧縮方式は、MP3、WMA、AAC、HE-AAC、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、リニアPCM、FLAC。著作権保護されたWMA、AACファイルは再生できない。

音声信号をフルデジタル処理するアンプ“S-Master”をモバイル向けにさらに進化させた“S-Master MX”、周囲の騒音を約98.0%除去するデジタルノイズキャンセリング機能、スピーカーの開発を通して培ってきた高音質化技術「クリアフェーズ」を付属のスピーカーだけでなく、付属のヘッドホンにも展開。
さらに、ヘビー/ポップス/ジャズ/ユニークの4パターンと、お好みで設定できるカスタムモードを2つ備えた5バンドイコライザを搭載、高音域の再生帯域を補完する「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine) 、本来のステレオサウンドをヘッドホンへ届ける「クリアステレオ」、引き締まった力強い低音を実現する「クリアベース」を搭載する。

音楽再生アプリケーション「W.ミュージック」では、「ライブラリ」「おまかせチャンネル」「カバーアートビュー」の3種類の選曲モードを用意。音楽の進行に合わせて歌詞を自動的にスクロール表示する歌詞表示機能「歌詞ピタ」も搭載する。

3.5型のワイドTFTタッチパネルディスプレイ(800×400ドット)を搭載。対応する動画圧縮方式はAVC(H.264/AVC)、MPEG-4、WMV(Windows Media Video9)。著作権保護されたWMVファイルは再生できない。静止画のJPEG画像も表示できる。

全モデルでBluetoothV3.0に対応、プロファイルはOPP/A2DP/AVRCP/HIDをサポートする。無線LANはIEEE 802.11b/g/nに対応、WEP/WPA/WPA2の暗号化に対応する。

Android4.0を搭載し、Google Playストアにも対応している。“Sony Select”アイコンから、ソニーおすすめのアプリケーションを紹介する専用Webサイトにアクセスできるほか、2012年10月1日に全面リニューアル予定の「mora」にアクセスして楽曲を直接購入することが可能。クラウドベースの定額制音楽配信サービス「Music Unlimited」にも対応する。

パソコンとのインターフェイスはHi-Speed USBとWM-PORT(22ピン)。FMチューナー、GPS、加速度センサー、内蔵スピーカーも搭載する。

電源は内蔵型リチウムイオン充電池。電池持続時間は音楽再生で約25時間、動画再生で約5時間、充電時間は約3.5時間。

最大外形寸法は約56.8×114.6×8.9mm(幅×高さ×厚さ)。重量は約100g。

パッケージバリエーションは充電可能なスピーカーを付属した『NW-F800Kシリーズ(16GB/32GB)』とBluetoothヘッドホンを付属した『NW-F800BTシリーズ(16GB)』

カラーバリエーションはビビッドピンク、ブルー、ホワイト、ライトピンク、ブラックの5色。価格はいずれもオープン。

ソニースタイルでは限定色としてガンメタリックシルバー色(メモリ64GB)モデルも用意される。

なお、Fシリーズは、2012年内に本体ソフトウェア・アップデートプログラムにより「ダイレクト録音機能」、Wi-Fi経由で「nasne(ナスネ)」やBDレコーダーで録画した番組やテレビ番組が視聴できるDTCP-IPへの対応、DLNA対応機器へのThrow(送信)機能などに対応予定としている。
また、発売中のZ1000シリーズについても、年内に本体ソフトウェア・アップデートプログラムにより、Android™4.0へのアップデートやFシリーズに搭載される新機能にも対応する予定としている。

<コメント>
2011年モデルのZ1000シリーズよりも画面も小さく軽量になり、より音楽に特化した印象。FLACに対応したことも見逃せないが、これらの機能がZ1000シリーズでもアップデートで提供されるのも嬉しいところ。

関連リンク:ソニーの発表リリース

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