エムティーアイ、『music.jp STORE』で「ハイレゾ音源」の配信を開始

エムティーアイは、運営する音楽配信サービス『music.jp STORE』において、2013年1月11日から、より良い音質で音楽を聴くことができる「ハイレゾ（ハイレゾリューション）音源」をPC向けに配信すると発表した。

ハイレゾ配信ではCDを上回る24bit/44.1kHz、96kHz、192kHzのFLAC形式を採用。

購入した楽曲は、同社がダウンロード配布しているソフト「music.jp PLAY for PC」（最新バージョンのバージョン1.3.0）を使って再生できる。再生ソフトの対応OSはWindows XP/Vista/7。

サービス開始時に約60アルバムを配信、ダウンロード前には1曲当たり90秒分のストリーミング試聴もできる。

価格帯はアルバム当たり約3,000円。1月中には120アルバムを追加して配信する予定としている。

＜コメント＞
ようやく音楽配信サービスにも高品質化の流れが出てきた印象。そこには携帯電話やスマートフォン向けのサービスとPC向けとで差別化を図る必要がある事情もあるだろう。課題としてはハイレゾ音源の確保と、そこまでの高音質で聴きたい楽曲があるかどうかになるだろう。