2001/02/13

メディアエクスチェンジ、データセンター料金に従量制を導入

 
 インターネットデータセンター事業のメディアエクスチェンジ株式会社は、ハウジングサービスとインターネット接続サービスに関して、従量制の新料金システムを導入する。

 ハウジングサービスでは接続ポート利用料をIn-BoundとOut-Boundの1ヶ月間平均データ転送速度を算出して料金対象とする。
 インターネット接続サービスではIn-BoundとOut-Boundの1ヶ月間平均データ転送速度のどちらか高い方を料金対象とする。

 これまでこうした料金は固定制だったため、事業開始時点で見積もったデータ転送速度に達しないと固定費が高く、収益を圧迫していた。逆に低く見積もるとサイトが活発化してきたときに混雑を招き、ユーザーからのクレーム、最悪の場合システムダウンという事態を招いていた。
 実施は2001年4月1日より。

<コメント>
データセンターの機能と料金はデータ量の大きい音楽配信ビジネスに於いて最も検討を要する部分である。特にデータ転送にはピーク時と平常時の差があるため、ピーク時に合わせた固定料金では固定費が膨らんでしまう。今回の料金体系はこれから音楽配信ビジネスが広まっていく中で配信業者側の負担を大きく減らすものとなるだろう。

関連リンク:メディアエクスチェンジのリリース
 
 
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