日本インターネット決済推進協議会(JIPPA)は、4月からサービスを開始する新決済ブランド「インターデビット」向けの認証局を構築、ブランド認証事業をスタートしたと発表した。
「インターデビット」はインターネット上でのショッピングの即時決済を郵便貯金や銀行預金の口座間で実現するサービス。
今回JIPPAが構築したのは「インターデビット」サービスを提供する複数の金融機関を相互に認証するための機関。
これにより、消費者は「インターデビット」サービスを提供している金融機関と契約することによって、「インターデビット」決済を採用しているインターネット上の店舗のどこでもショッピングを楽しんで決済を行うことができる。
これまでは店舗と消費者が同じ金融機関と契約をしていなければならなかった。
「インターデビット」はVISAとMasterCardが開発した決済プロトコルSETとその拡張仕様であるOPEを採用しており、4月から郵便貯金と富士銀行がサービスを開始する予定。現在JIPPAには200社を越える企業が参加しており、インターネット決済の標準を目指す。
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参加企業には金融機関、カード会社、SI、モールなどそうそうたる顔ぶれが並んでいるが、PCにワレットをインストールしなければならないなど使い勝手の面で不利も囁かれており、サービス企業がどれだけ増える注目される。
関連リンク:日本インターネット決済推進協議会のサイト |