2001/04/03
ビーンズ・ドット・コム・ジャパン、日本語サービスを停止
 
 インターネット上でポイントサービスを提供するbeenz.comの日本法人株式会社ビーンズ・ドット・コム・ジャパン(以下、ビーンズ)は4月20日をもって日本語サイトを閉鎖すると発表した。

 ビーンズのサービスは「ポイント獲得サイト」で得たポイントを「ポイント利用サイト」で物品やサービスの購入に利用できるようにするもの。 「ポイント購入サイト」にとっては集客やマーケティングのための広告宣伝手法の一つと位置づけ、ユーザーに対し訪問回数や顧客情報の取得に応じてポイントを与えていた。 一方、「ポイント利用サイト」にとっては決済手段の一つとして位置づけられ、集めたポイント程度で購入できる少額決済に向いていると考えられていた。

 今回の日本語サイト閉鎖に関してビーンズのサイト上には「世界的なインターネット業界の不況による米国本社の世界統合計画決定の一環」と説明されている。 なお、ビーンズショップなど一部のサービスは3月30日から停止している。ユーザーがこれまで獲得したビーンズポイントは世界のグローバルネットワークの中で利用できる。

<コメント>
閉鎖の理由が世界戦略の一環とされているが、言語の問題から最も統合に向かないのは日本語サイトである。 サイト上で確認できる限り、参加企業が15しかなく、国内のビジネス上の問題に起因するものと想像される。 サービス提供企業の記述を変更する。

関連リンク:ビーンズ・ドット・コム・ジャパンの日本語トップページ
 
 
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