2001/05/02
WebMoney、電子マネーのオンライン販売を開始
 
 プリペイド型電子マネーサービスを提供しているWebMoneyは、電子マネー「WebMoney」のオンライン販売を開始した。

 WebMoneyはインターネット上の店舗の商品を1POINTで1円相当の購入ができる電子マネー。 主にクレジットカードを持たない若年層向けEC決済サービス、特にデジタルコンテンツ向けの決済サービスとしてスタートした。 当初はプリペイドカードを発行、裏面のスクラッチをはがすことによって現れるIDが電子マネーの役割をした。 昨年からは払い込み式のWebMoneyシートを発行、各雑誌などに綴じ込み提携コンビニエンスストアで一定の金額を支払うことでシートに印刷されているIDが有効になる仕組みを導入していた。

 今回開始したサービスはインターネット上でWebMoneyのポイントを購入できるというもの。決済にはクレジットカードを用い、500円単位でポイントを購入できる。 対応しているカードはミリオン、VISA、Master。ユーザーはWebMoney購入後、販売サイトでのクレジットカード番号など個人情報入力の必要が無くなる。

<コメント>
安全面、コスト面で対抗していたクレジットカード決済を取り込むことはある意味自己矛盾とも言える。 ほぼ同様のサービスを行っているデジタルチェックもクレジット決済を搭載しており、電子マネーサービスはその普及においてまだ困難な時期にあるといえる。

関連リンク:WebMoneyのオンライン販売ページ
 
 
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