米Intertrustは著作権管理(DRM)技術と電子透かし技術に関する2つの米国特許を取得したと発表した。これで同社の取得した米国特許は20となる。
今回取得したのは米国特許番号6,240,185(185特許)と6,237,786(786特許)。
185特許は1996年8月12日に出願された"Steganographic Techniques for
Securely Delivering Electronic Digital Rights Management
Control Information Over Insecure Communication Channels."
と題されたもので、 オーディオやビデオなどのデジタルコンテンツに対してビジネスルールや権利許諾情報などの著作権管理情報を安全に埋め込む電子透かし技術について述べたもの。
786特許は1995年2月13日に出願された"Systems and Methods for Secure
Transaction Management and Electronic Rights Protection."と題されたもので、
ユーザーがセキュリティを施した機器を通してデジタルコンテンツとその著作権管理情報を取得できるようにする技術について述べたもの。
<コメント>
特許の出願文書は日本語のものでも難しく、適用範囲を知ることはなかなかできるものではない。少なくともIntertrustにとってはこうした特許取得がMicrosoftへの訴訟の拠り所となっているのだろう。
関連リンク:INtertrustの発表リリース |