米Microsoftは、Sony Music
Entertainment(SME)とUniversal Music Group(UMG)のジョイントベンチャーであるpressplayと音楽配信サービスの分野で提携したと発表した。
pressplayは今夏に開始を予定している有料オンライン音楽サービスをMicrosoftの音楽サービス「MSN
Music」で提供する。MSN MusicはMicrosoftのオンライン部門であるMSNが2001年4月にオープンした音楽配信サイト。
両社は共同ブランドを展開し、MSN Musicを訪れる数百万のユーザーに対しさまざまなジャンルにおける人気アーティストの楽曲や特別番組を提供する。
また、今回の提携を受けてpressplayは楽曲ファイルのフォーマットにWindows Media、著作権管理方式としてWindows
Media Technologiesを採用し、MSN Musicをはじめとするpressplayの提携先に提供できるようにする。
<コメント>
pressplayがMicrosoftの技術を採用したことで、RealNetworksが技術的な中心となっているもう片方のメジャーレーベルの音楽配信サービスMusicNetとの対立の構図がより鮮明になった。
今回のpressplayには独自方式を持っているソニー系のレーベルSMEが入っており、ソニーの対応も注目される。
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