株式会社エコスと株式会社キールネットワークスの2社は、2000年7月より共同で開発を進めてきたデジタル映像・音楽販売eコマースサイト向けソリューション「EMSS (Enhanced Media Service Solutions) Ver1.0」を8月より販売すると発表した。
EMSSはデジタルコンテンツ作成・配信・再生システムにマイクロソフトの「Microsoft Windows Media Technologies」 および「Windows Media Rights Manager7」を採用、課金システムはエコスがEMSSに向けて新たに開発した。
対応するOSはWindows NT Server 4.0(SP4)以降(Windows 2000 Server又はWindows 2000 Advanced Serverを推奨)、データベースはMicrosoft SQL Server 6.5以降(SQL Server 7.0を推奨)となっている。
このソリューションを利用することでデジタルコンテンツのバリエーションやビジネスモデルを限定することなく短期間でコンシューマ向け電子商取引(B2C)型のデジタルコンテンツ販売サイトを構築することが可能としている。
将来的には、Microsoft Windows Media Technologies以外の多様なコンテンツ配信システムやIPv6にも対応する予定で、ブロードバンド時代のコンテンツ配信システムのスタンダードを目指すとしている。
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具体的な導入費用は出ていないが、売り上げ目標を本年度5億円としているところから、数千万円規模と予想される。もちろん、OSやそのライセンス、ハードウェアは別途必要で、月々の運用コストも考えて導入することが必要。
関連リンク:キールネットワークスの発表リリース |