リキッドオーディオジャパンは新社名「サイバー・ミュージックエンタテインメント」と新たにカフェの出店とターミナル事業の開始を発表した。
新社名「サイバー・ミュージックエンタテインメント」は2001年9月11日開催予定の臨時株主総会に諮られ、承認の上、2001年10月1日をもって商号変更の予定。
サイバーミュージックカフェは横浜元町に2001年12月オープン予定。高速インターネット回線を敷設し、音楽・静止画・動画などの配信サービスを自由に利用できる施設となる。
1号店は直営となるが、以後はFC化を目指していくとしている。
サイバーミュージックターミナルは、楽曲のダウンロード/楽曲のインターネットへの登録/オリジナルポスターの出力/アーチストのファンクラブ向け媒体の配布といった機能を持つ。
福家書店への導入が決まっており、2001年11月から事業開始予定となっている。
同社ではLiquid Audio,Inc.との契約解除を受けて、音楽を中心としたデジタルエンタテインメント領域への貢献を目指すとしている。
<コメント>
Liquid Audio,Inc.との契約解除後の方向性がある程度はっきりした。独自技術を持たないことから、エンタテインメント企業としてブランド戦略が重要になってくるだろう。
関連リンク:リキッドオーディオジャパンの発表リリース |