インターネット上でポイントサービスを提供する米beenz.comは、2001年8月26日をもってサービスを終了するとサイト上で告知した。
beenz.comのサービスは「ポイント獲得サイト」で得たポイントを「ポイント利用サイト」で物品やサービスの購入に利用できるようにするもの。
「ポイント購入サイト」にとっては集客やマーケティングのための広告宣伝手法の一つと位置づけ、ユーザーに対し訪問回数や顧客情報の取得に応じてポイントを与えていた。
一方、「ポイント利用サイト」にとっては決済手段の一つとして位置づけられ、集めたポイント程度で購入できる少額決済に向いていると考えられていた。
日本語サイトは既に2001年4月20日で閉鎖している。ユーザーがこれまで獲得したビーンズポイントはすべて無効となる。
<コメント>
欧米よりもクレジットカードに対する馴染みの薄い日本に於いてはマイルカードなどと共にネット上でのポイントサービスが盛んになっている。
beenz.comの失敗を糧にビジネスとして成立できるかは今後のサービス展開にかかっている。
関連リンク:beenz.comの発表リリース |