2001/08/31
日本オラクル、コンテンツ管理ソフトウェアライブラリを無償で提供開始
 
 日本オラクルは、デジタルコンテンツ管理アプリケーションの開発をサポートする業界初のライブラリ「Oracle cIDf Library」を2001年9月7日より無償で提供開始すると発表した。

 Oracle cIDf Libraryは、各デジタルコンテンツに固有の著作権コード、コンテンツIDのグローバルな標準化を推進する機関「コンテンツIDフォーラム」(cIDf)が制定した仕様に準拠するデジタルコンテンツ管理のためのライブラリ。 著作権管理のアプリケーション構築に必要な55個のストアド・プロシージャ(オラクル・データベースを効率的に操作するプログラム)の集合体(ライブラリ)となっている。このライブラリを利用することによって、オラクル・データベースを利用したデジタルコンテンツ管理のアプリケーション構築が容易となる。

 日本オラクルではアクセンチュア、伊藤忠テクノサイエンス、NTTデータ、サン・マイクロシステムズ、シスコシステムズ、新日鉄ソリューションズ、電通国際情報サービス、日本ヒューレット・パッカードの各社と協力して、 Oracle cIDf Libraryを利用したデジタルコンテンツ管理のアプリケーション構築に取り組んでいくとしている。

<コメント>
コンテンツIDはデジタルコンテンツの管理を手助けするもので電子透かしで埋め込むことなども検討されている。無論、音楽配信と無関係ではないが、コンテンツ管理の難しかった放送といったメディアに於いてより期待されているもの。 この技術でメリットを得るビジネスの領域を見極める必要がある。

関連リンク:日本オラクルの発表リリース
       cIDfのサイト
 
 
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