ドゥーブ・ドットコム（du-ub.com）は、2001年12月上旬より、「Net MD」に対応した楽曲コンテンツの配信を開始すると発表した。
Net MDは、ATRAC3形式の楽曲ファイルをPCからUSB経由で直接MDメディアに転送する新しい規格。転送時の著作権保護技術には「OpenMG」が用いられる。
Net MDで記録されたMDメディアは既存のMD機器でも再生することができる。
du-ub.comでは、現在提供しているIBM開発のEMMS（The Electronic Media Management System）による音楽配信プラットフォームで配信された楽曲ファイル（ATRAC3）を「Net MD」へ転送（チェックアウト）できるよう対応させる。
Net MD対応コンテンツの配信については、コンテンツホルダーであるレコード会社各社の意向に従いながら、2001年12月上旬より順次対応を開始していく予定。対応開始当初の楽曲数は約200曲を予定している。
なお、Net MD対応機器は12月10日にソニーから発売されることが発表されている。
＜コメント＞
Net MDは既に配信しているATRAC3形式と変わらないため対応は難しくないはずだが、コンテンツホルダーとの権利関係に交渉事項が発生する模様。
関連リンク：du-ub.comの発表リリース |
