米LiquidAudioは、デジタルコンテンツ配信プラットフォームの最新バージョン「Liquid System Six」を発表した。
Liquid System Sixは、Liquid Delivery Server、Administration Server、Territory Identification Server、Registration Serverから構成され、
完全な配信ソリューションとして利用することもでき、また既存の配信システムのコンポーネントとして利用することもできる。
現行のLiquid Playerの全バージョンおよびプラグインをサポートし、プレーヤーメーカー向けの次期バージョン、Liquid Player Special Edition version 6.1にも対応する。
Liquid System Sixでは、パフォーマンスとスケーラビリティについて改善が施されている他、Java、HTTP、XMLなどのオープン規格を採用しており、主要なアプリケーションサーバやデータベースソリューションに統合することができる。
また、Liquid System Sixの特徴として、メタデータとコンテンツの配信ルールがパッケージングできる。
これにより、こうしたデータを複製せずに様々なチャネルを通して配信を行うことができる他、プロモーション、アラカルト、定額制など複数のビジネスモデルでサービスを提供することができる。
<コメント>
これまで断片的に発表されてきた様々な機能がようやく製品として使えるようになったというもの。音楽配信ビジネスとしては、想定されている様々なサービスがこれにより実現できるため期待されるが、日本での展開はまだ見えていない。
関連リンク:LiquidAudioの発表リリース |