マイクロソフトとオリコン・グローバル エンタテインメント(オリコン GE)は、国内で発売された音楽CDの関連データ、およびDVD関連データ提供サービスに関する提携に合意したと発表した。
今回の提携により、日本国内で発売された洋楽、邦楽、童謡、学芸(三味線、落語)、クラシックなど全ての分野に渡る20万タイトル以上のCD楽曲データがインターネット経由で楽曲データを無償で取得できるようになる。
このサービスは、Windows XPのみに対応の「WMP for Windows XP」に加えて、Windows 98・2000・Meに対応の「WMP 7.0」以上のユーザー向けに提供される。
また、今後発売となる、最新の楽曲に関しては、随時オリコン GEからマイクロソフトに提供されていく予定。
さらに、今後の提携予定サービスとしては、
(1)パソコンにDVD再生ドライバーを実装されている場合のDVDタイトルデータの提供、
(2)CDアーティスト名および楽曲名に加えて、ディスコグラフィ、アーティストプロファイル、オフィシャルサイトなどの関連サイトへのナビゲーション情報提供サービスなどCD楽曲サービス内容の拡大
などが予定されている。
<コメント>
オリコンGEは既にCDDBを運用しているGracenoteへのデータ提供を発表しているが、今回の提携により、Windowsユーザーはようやく面倒な設定などを考えることなく日本の楽曲をPC上で扱うことができるようになる。
関連リンク:マイクロソフトの発表リリース |