NTT-Xは、自社が運営するインターネットポータルサイト「goo」内にブロードバンドアクセスライン・ユーザ向けのコンテンツサービスを大幅に拡充した「gooブロードバンド」を開設したと発表した。
「gooブロードバンド」は、当初、映画／音楽／アニメ／ゲーム／ニュース／カルチャーの合計6つのカテゴリを設置、各カテゴリ情報はWMT形式、Real形式による主に300kbpsのストリーム映像と、Flashフォーマットで提供される。
これら大容量コンテンツは、NTT-MEが提供するCDNを利用して配信される。都道府県ごとの地域IP網に設置されたサーバにコンテンツを収納することで、ユーザーに最寄りのサーバからのコンテンツ配信を実現し、利用が集中する時間帯のネットワーク混雑等による通信速度低下現象等を回避する。
有料コンテンツに対する課金方法については、コンテンツホルダーが「月額固定自動継続型」や「一定期間利用可能型」といった課金パターンを選択できる。また、コンテンツ配信の開始以前に視聴権を販売する「販売期間別途設定型」についても準備中としている。
各コンテンツの著作権についてはコンテンツ流通市場「B-BAT」を運営している株式会社ビーバットの協力を得て、自動公衆送信権などの許諾を取得するなどコンテンツの保護や管理等について対応するとしている。
＜コメント＞
発表では動画配信ばかりで音楽ダウンロードについては触れられていないが、課金形態や著作権についての取り組みを明らかにしており、参考のために掲載する。
関連リンク：NTT-Xの発表リリース
gooブロードバンドのサイト |
