2002/02/08
プロックスジャパン、低価格の著作権保護システムASPを発表
 
 プロックスジャパンは、著作権保護ソリューション&トータルコンテンツ配信システム「D-ADmission」のASPサービスとしての提供を2002年2月7日より開始すると発表した。

 著作権管理保護技術および動的電子透かし技術などコア技術はスキルアップジャパンと共同開発、運用管理においてはケーブル&ワイヤレスIDCが協力している。

 D-ADmissionは、配信コンテンツ毎に対応したコンテンツ・ユーザートラッキング機能、ユーザー管理システム機能、決済・アンケート処理システム機能などデジタルコンテンツのセキュアな販売に必要なシステムを提供する。
 さらに、ユーザー間でセキュアなファイルを自由に共有できるスーパーディストリビューション機能、トラッキングデータ機能、メールとストリーミング技術を使用したプッシュ型の動画コンテンツ配信システムなどの特徴を備えている。

 電子透かし技術は、配信コンテンツに著作権者の情報だけでなく、閲覧時間やIPアドレスなどユーザー情報を関連づけした配信を可能としている。
 また、著作権保護についてはMicrosoftのWindows Media Rights Manager 7.1 SDKをベースにしたものとなっている。

 D-ADmissionはASPとして提供され、初期導入費用が15万円、月額利用料はライセンス数に応じて0円から設定されている。

<コメント>
配信に必要なシステムの機能はすべて揃っているように見えるが、実際のコンテンツの流れが分かりにくい。コンテンツの種類は限定していないようだがWMTを利用していることから自ずと動画、音声が主な対象となるだろう。どれだけの需要を集められるかが注目される。

関連リンク:プロックスジャパンのサイト
 
 
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