2002/03/12
Liquid Audio、BMGと配信契約を締結
 
 米Liquid Audioは、Bertelsmannグループの音楽部門であるBMGとの間で、エンコーディング、ホスティング、DRM(Digital Rights Management)、クリアリングハウスなどの機能を含むデジタルミュージックサービスを提供する契約を締結したと発表した。

 この契約により、Liquid Audioの小売店および音楽サイトネットワークを介して、BMGの国際的に知られたアーティストの楽曲が著作権保護をかけられた形でダウンロードできるようになる。

 BMGからは当初3,500曲を超える楽曲が提供される予定。Liquid Audioのサービスでは、試聴およびLiquid Audio形式もしくはWindows Media Audio形式でのダウンロード、さらに携帯プレーヤーへの転送が可能となっている。

 BMGは世界42ヶ国に200を超えるレーベルを傘下に持ち、Christina Aguilera、Jim Brickman、Dido、Aretha Franklin、Whitney Houston、David Gray、Alan Jackson、Etta James、Barry Manilow、Brad Paisley、Pink、Santana、the Strokesといったアーティストが所属している。

<コメント>
昨年末には買収提案も受けていたLiquid Audioだが、これまで多額の投資で開発してきた資産が見直されているような印象。生き残りにはこれを効率的に運用していくことが求められる。

関連リンク:Liquid Audioの発表リリース
 
 
ビジネス情報↑





Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.