米IBMは、デジタル著作権管理(DRM)システム「Electronic Media Management(EMMS)」のバージョン2を発表した。2002年4月30日より、全世界でリリース予定。
これまでEMMSは、音楽ファイルのみの対応だったが、このバージョン2ではテキストや画像、ビデオ、ストリーミングメディアなど、さまざまなファイル形式に対応した。
EMMSは、IBMのサーバ製品IBM VideoCharger for streaming video、DB2データベース、WebSphereファミリーなどミドルウェアコンポーネント製品群とIBM Content Managerから構成される。
この新しいプラットフォームでは、XMLやJavaなどのオープン標準を採用し、アプリケーションが自由かつ安全にデータを交換することができる。こうしたオープン標準への対応により、顧客が既存のシステムにEMMSをシームレスに統合できるとしている。
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オーディオに関しても幅広いフォーマットをサポートしていたEMMSがテキストや動画、e-Bookなどにも対応。これはビジネスの拡大を目指したものか、オーディオだけではビジネスとならないことを意味しているのか。
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