三菱商事は、デジタルコンテンツ著作権管理配信サービスAttractorを2002年4月30日で終了することを公表した。
Attractorは、著作権管理技術のIntertrust、決済技術のmagexを組み合わせたソリューションを提供するASPサービス。
PHOTOGET.COMのデジタルフォトコンテンツの配信に使われていたのを始め、2001年8月にはタワーレコードと共同で音楽コンテンツの購入もできるCD-ROM「e-bounce "special issue"」を無償で10万枚配布するなどした。
会員には退会手続きを案内すると共に、プリペイドバジェットを購入しているユーザーには、払い戻しの手続きを案内している。
<コメント>
オーディオコンテンツの著作権管理技術として一定の評価を得ていたIntertrustの技術を採用したサービスだったが、米国でもビデオコンテンツソリューションを発表するなど迷走が続いているような印象。日本での今後の展開は不明。
関連リンク:Attractorサービス退会に関するページ |