2002/06/06
エイベックス、有料音楽配信サービスをWMTに対応
 
 エイベックスおよびマイクロソフトは、2000年4月よりサービス中のエイベックスの有料音楽配信サイト「@MUSIC」にてWindows Media Technologiesに対応した有料音楽配信サービスを2002年7月1日(月)から開始するにあたり、協力していくことで合意したと発表した。

 サービス名称は 「@MUSIC for WMA」。新譜シングル楽曲を中心に約100曲でスタート、以後、リリースされるシングル楽曲を発売日の正午から配信する。また2002年8月ごろをめどに既存のサービスで配信されている残りの楽曲(約400曲)もラインナップに加え、さらに2002年末までに旧譜を拡充することで配信楽曲数を約5,000曲に増やしていく予定。価格は1曲200円(税別)。

 またこのサービスでは、少額課金の決済方式としてISP決済を採用しており、BIGLOBE、ODN、@niftyとの提携により、購入の際に必要な個人認証や課金をISP経由で行えるため、購入するたびにクレジットカード番号などを入力する手間や抵抗感がなくなっている。提携ISPは今後も追加され、2002年9月以降にPanasonic hi-ho、同10月以降にDTIが加わる予定。

 その他、決済方式としてはクレジットカードと、BitCashの少額決済が利用できる。

 さらに、SDMI準拠のWMAフォーマット対応のプレーヤーで配信楽曲が再生可能とされており、具体的にはアイ・オー・データ機器、ソニックブルー、三洋電機がメーカー名としてあげられている。

 エイベックスでは、NetMDなどに対応した「@MUSIC for Label Gate(ATRAC3)」と合わせて、音楽配信サービスの利用をより一層促進していくとしている。

<コメント>
ついにエイベックスの@MUSICがWMTに対応。これにより、多くのパソコンユーザーはネット経由で楽曲を購入することができる。CCCDに不満なパソコンユーザーへの楽曲提供ルートができたことになる。

関連リンク:エイベックスの発表リリース
       マイクロソフトの発表リリース
 
 
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