ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の運営する音楽配信サイト「bitmusic」は、Windows Media Technologies方式での配信を2002年6月30日21時をもって終了すると発表した。
Windows Media Technologies方式での配信は1999年12月のサービス開始当初より提供されていた方式。
既にダウンロードのみ済ませた未購入(ミュージックキーを取得していない)の楽曲は、2002年6月30日21:00までに支払い手続きを済ませ、ミュージックキーを取得しないと再生できないままで、それ以降、Windows Media Technologies方式の楽曲はミュージックキーを取得できなくなる。
これにより、2002年7月1日以降、bitmusicではMadison Playerでの配信のみとなる。
また、2002年8月からは新方式(新プレーヤー)での配信を開始し、bitmusicのダウンロード販売についてはその新方式に統合していく予定としている。
なおbitmusicでは、2002年7月1日から配信曲すべてを1曲200円で提供する「夏休みはNet MDでとことんリゾート」というキャンペーンを実施する。
<コメント>
元々WMTでの配信はATRAC3ファイルをWMTの著作権保護をかけるという歪な関係の配信となっていた。WMTがWMAファイルを基本とする技術である以上、続けてもサポートできないと言う判断がされたものと思われる。
関連リンク:bitmusicの案内ページ |