2002/08/07
レーベルゲート、新音楽配信サービスを発表
 
 レーベルゲートは、パソコンのみならず様々なAV機器や携帯機器などにも対応できる著作権管理・配信技術「OpenMG X」を使った新たな配信方式「レーベルゲートMQ方式」による音楽配信サー ビスを2002年8月より順次開始すると発表した。

 この「レーベルゲートMQ方式」では、「OpenMG X」に対応した「MAGIQLIP(マジクリップ)」というプレーヤーソフトをユーザーのPCにインストールし、このプレーヤーを使って、レーベルゲート経由で各レコード会社の音楽配信サイトから希望の楽曲をダウンロードする。

 なお、現在のサービスで使用されている「Madison Player」で購入した楽曲を「MAGIQLIP」で再生することも可能となっている。

 機能としてはショッピングカートを利用してのまとめ買いが可能になっている他、バックアップ・リストア機能を実装している。

 レコード会社としては、エイベックス、キングレコード、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ビクターエンタ テインメント、フォーライフ ミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオンの合計約1400タイトルが「レーベルゲートMQ方式」に対応予定。

 なお、8月7日15時より「レーベルゲートMQ方式」の先行サービスとして、ビクターエンタテインメントの配信サイト『なあ!(na@h!)』にてザ・コブラツイスターズの「いつかの少年」が、ソニー・ミュージックエンタテインメントの配信サイト『bitmusic』にてbirdの「フラッシュ」など4曲が無料配信される。

<コメント>
技術の発表と同時にサービスが開始されるのはさすがと言える。但し、配信方式をこれまでIBMのEMMSからOpenMG Xにすることで、レーベルゲートがよりソニー色を強めることになるとも言える。

関連リンク:レーベルゲートMQ方式の利用案内ページ
       MAGIQLIPに関するページ
 
 
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