KDDI、沖縄セルラー(au)及びツーカーグループは、2002年10月1日から携帯電話のインターネット接続サービス「EZweb」において、パソコンにおけるインターネット用コンテンツを購入できるメニューの追加を行うと発表した。
現在、ユーザーはパソコンからコンテンツをご購入する場合、住所、氏名、クレジットカード番号等を入力するなど複雑な手続きが必要だが、今回のメニュー追加により、「EZweb」を利用しているユーザーであれば「EZweb」上で4桁のパスワードを投入するだけでユーザー認証が可能となり、簡便かつ安全にコンテンツを購入することができる。
また、コンテンツプロバイダーにとっては、注目度の高い携帯電話のポータル上でコンテンツの一部を紹介することが可能となると同時に、au及びツーカーグループの料金回収代行のサービスを利用できるメリットがある。
具体的には、「EZweb」を利用して、音楽・映像・ゲーム・コミュニケーションのカテゴリーからコンテンツを選び、ミュージッククリップや映画の予告編等のパソコン関連コンテンツを確認したうえで、パソコンのコンテンツを購入する。
その際コンテンツプロバイダー様から提供される、ユーザーID・パスワードを用い、楽曲ダウンロードや映画本編の視聴等、家庭等のパソコン上でさらにリッチなコンテンツを楽しむことができる。
対象は「EZweb」対応の全携帯電話。
＜コメント＞
携帯電話の認証・課金システムを外部利用するという試みは、課金サービスとして興味深い。ただ、リリース内では携帯電話上でお試しコンテンツを用意しなければならないなど運用の詳細は不明確な点も多い。
関連リンク：KDDIの発表リリース |
