米pressplayは、5社目のメジャーレーベルとしてWarner Music Group(WMG)との間で楽曲提供に関する非独占契約を締結したと発表した。
この契約により、数週間以内にpressplayの提供楽曲に、Atlantic、Elektra、Warner Bros.、Lavaなど世界的に有名なWMGのレーベルの10万曲を越える楽曲が加わることになる。
pressplayはSony Music EntertainmentとUniversal Music Groupの合弁事業。2社に加えて、BMG、EMI Recorded Music、Madacy、Matador、Navarre、OWIE、Razor & Tie、Roadrunner、Rounder、Sanctuaryといったレーベルが楽曲を提供している。
実際のサービスは提携パートナーであるMP3.com、MSN、Roxio、Yahooを介して提供されている。
有料会員制サービスの最新バージョン「pressplay version 2.0」では、ストリーミング、ダウンロード共に楽曲を無制限に利用可能にしたほか、ダウンロードした楽曲を携帯型プレイヤーに転送できるサービスやCD-Rに焼き込みができるサービス、インターネットラジオ局を視聴できるサービスを追加している。
また、Windows Media Player 9 seriesでは、Serviceタブによりpressplayのサービスにアクセスできるようになっている。
<コメント>
当初はSMEとUnicersal、BMGとEMI、Warnerと事業主体が分かれ、パワーゲームの様相を呈していたpressplayとMusicNetだが、ここへ来てレーベルの相互交流が進み、コンテンツによりサービスを選ぶという歪な状態からは抜け出したと言える。
関連リンク:pressplayの発表リリース |