2002/11/18
au、CD音源を着信音として配信する「着うた」開始
 
 KDDI、沖縄セルラーは、レーベルモバイルと共同で、CD音源そのものをダウンロードでき、着信音などにも設定できる業界初のサービス 「着うた」を2002年12月上旬より提供すると発表した。

 「着うた」は、最新のヒット曲(15秒〜30秒程度)をauの携帯電話インターネット接続サービス「EZweb」上の対応サイトからダウンロードし、着信音・アラーム音として利用したり、そのまま再生して楽しむことができるサービス。

 情報料はコンテンツにより84円/曲または105円/曲(税込み) 。

 対応する携帯電話は2002年12月上旬発売予定の、「ムービーメール」対応のカメラ付き「ムービーケータイ」A5302CA(製造:カシオ計算機株式会社)、A5303H(製造:株式会社 日立製作所)の2機種。

 楽曲はサービス開始時に約300曲の配信を予定。レーベルモバイルでは、CD発売日と同日または発売直後に新曲の更新を随時行いま、今後、順次提供楽曲を増やしていとしている。

<コメント>
リリースには触れられていないが、配信コーデックは24kbpsのMP3とされている。パケット通信料により大きなファイルのデータ通信が高額となることは当サイトでも繰り返し指摘してきたが、着メロの代わりと位置づけることで限られたデータ量での配信を実現している。このサービスが受け入れられれば音楽配信サービスの認知も広まることが期待される。

関連リンク:KDDIの発表リリース
 
 
ビジネス情報↑





Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.