米America Onlineは、音楽を合法的にストリーミング、ダウンロード、CDに焼き付けすることができる有料サービス「MusicNet on AOL」のサービス開始を発表した。
サービス開始時点では25万曲が用意されており、MusicNetでは、これらの楽曲を5大メジャーレコードレーベルやメジャーインディーズレーベルからの供給を受けており、毎週新曲が追加されるとしている。
サービスプランは3つ。「Basic」では20曲のストリーミングと20曲のダウンロードで月額3.95ドル、「Standard」では無制限のストリーミングとダウンロードで月額8.95ドル、「Premium」では無制限のストリーミングとダウンロードのほかに10曲をCDに焼き付ける権利が含まれ、月額17.95ドルとなっている。新規加入者にはStandardプランの30日間トライアルが提供される。
今春には、無制限のストリーミングとダウンロード、および5曲をCDに焼き付ける権利を月額13.95ドルで提供する新サービスプランを開始するほか、今年後半には好きな楽曲をCDに焼き付けることができるプランも提供される予定としている。
<コメント>
MusicNet設立当初から関わりのあったAOLのサービスがこれまでスタートできなかったことの方が不思議な印象。逆に言えば、米国ではいよいよ音楽配信が本格化してきたと言えるだろう。
関連リンク:America Onlineの発表リリース |