2003/03/27
ペンタックス、音声コンテンツ配信事業「Globalvoice」発表
 
 ペンタックスは、外国語学習、雑誌などの各種音声コンテンツをインターネットで配信する「Globalvoice(グローバルボイス)」を新たに開発し、2003年5月下旬から本格的な事業展開を開始すると発表した。

 「Globalvoice」は、語学スクール、出版社、通信社などのコンテンツ保有者からデジタルデータ化した音声コンテンツの提供を受け、そのコンテンツを3トラック方式に圧縮変換して専用サーバーに蓄積し、ユーザーがインターネット経由で好みのコンテンツをプレーヤーにダウンロードし再生利用するもの。

 このサービスに対応したMP3プレーヤー「PENTAX Linguagear PM‐LM02」も新たに開発。<ネイティブスピードの発音>、聞き取りやすいようにネイティブスピーカーがゆっくり発音した<スローな発音>および<日本語>の切り換え再生がワンタッチで簡単にできる3トラック方式に対応している。

 当初は、語学スクールを展開するNOVAが出版している語学書籍シリーズ[NOVA BOOKS]を3トラック方式に音声変換したコンテンツを配信。さらに語学・ビジネススキル・資格試験などの学習、新聞・雑誌などの記事等へと今後コンテンツの幅を広げていく計画としている。

 なお、事業開始に先立ち、NOVAの協力のもと、2003年4月上旬からNOVAグループ発行の通販誌「NOVA@TEL」を通じてテストマーケティングを実施する。

<コメント>
久々に見る積極的な配信ビジネスへの取り組み。仕組みとしては音楽配信と何ら変わるものがないはずだが、著作権保護の仕組みなど詳細には触れられていないのが気懸かり。

関連リンク:ペンタックスの発表リリース
 
 
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