電通は、音楽等コンテンツの調達・供給を行うことを目的としたメディアラグを設立、同社が第三者割当増資をトヨタ自動車、ソニー、電通に行うと発表した。
メディアラグは、3社によるｅ-コンテンツ合弁事業開始のために設立した事業準備会社。これまで同名のメディアラグが行ってきたキオスク型情報端末、及びG-BOOKネットワーク事業などに向けた音楽配信に関する契約を同社より譲受けている。
3社の合弁事業は、譲渡された契約を継承し、取扱いコンテンツの種類と質と量の一層の拡充を図りながら、車載端末のG-BOOKネットワーク、キオスク端末のE-TOWERネットワーク、その他への優良音楽コンテンツの配信事業を実施継続していくとしている。
＜コメント＞
同名の会社が設立されたために分かりにくいが、旧会社が実質破綻し事業継続の新会社ができたと言うことだろう。とはいえ、事業の中味を見ればG-BOOKはSDカードを使っており、ソニーが出資することで規格の変更があり得るのか注目される。
関連リンク：電通の発表リリース |
