2003/05/29
米Gracenote、日本法人を設立
 
 オンライン音楽データベース「CDDB」を運営する米Gracenoteは、日本法人「グレースノート」を設立すると発表した。

 CDDBは「WinAmp」や「iTunes」といった音楽プレーヤーソフトで利用されている音楽情報データベース。2400万曲の楽曲情報を蓄積し、月3000万のアクセスがある。

 既に顧客となっているアルパイン、クラリオン、D&Mホールディングス、デジオン、富士通テン、日本ビクター、ケンウッド、松下電器産業、オンキヨー、パイオニア、三洋電機、シャープ、ソニー、TDK、ヤマハといった企業への販売、サポート、カスタマーサービスを日本法人が担当する。

 これまで国内サポートを担当していたレインボーパートナーズとの代理店契約は終了。技術サポートは従来通りAIMが行う。

<コメント>
リッピングソフトの接続先として利用されているCDDBが日本市場に本格的に取り組む意思の表れと見られる。車載HDDコンポなどのようにCDDBを予め機器に搭載しておく仕組みが広がりつつあり、そうした機器のメーカーは多くが日本企業であるというのが現地法人を設立する理由だろう。

関連リンク:米Gracenoteの発表リリース
 
 
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