2003/07/29
米MUSICMATCH、有料音楽配信サービスを今秋開始予定
 
 米MUSICMATCHは、有料音楽配信サービス「MUSICMATCH Downloads」の開始に当たり、大手音楽レーベル3社と独立系レーベル6社と非独占的なダウンロード販売契約を締結したと発表した。

 今回提携を明らかにしたのは、BMG、EMI Music、Universal Music Group、Hollywood Records、Lyric Street Records、Roadrunner Records、Rounder Records、Sanctuary Records、TVT Recordsの9社。

 この契約に基づき、MUSICMATCHは9社から提供される楽曲の販売ができるようになる。ユーザーは、複数のPC上でデジタル音楽の再生ができるとともに個人使用を目的としたCDへの焼き付け、ポータブル・デバイスへの転送が可能。

 MUSICMATCH Downloadsサービスは、デジタル音楽管理ソフトウェア「MUSICMATCH Jukebox」、会員制音楽配信サービス「MUSICMATCH MX」、無料インターネットラジオサービス「MUSICMATCH Radio」に完全に統合される。

 月額費用は必要なく、北米で今秋からサービス開始予定。今のところWindows環境のみを対象に提供される。

<コメント>
Roxioに続いてソフトウェアベンダーの配信ビジネス参入。ユーザーに近いインターフェースを押さえながらブランド力がある点は期待できるが、果たしてAppleのようにうまく行くかは疑問。

関連リンク:MUSICMATCHの発表リリース
 
 
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