サン電子は、2002年9月に発売したインターネットラジオ「BiBio」に音声ストリーミング用サーバーシステム「BiBioCast」を加えた「BiBioストリーミング放送システム」を2003年12月に発売すると発表した。
BiBioCastは、音声入力をリアルタイムにMP3エンコードしてストリーミング配信できる放送システム。MP3は32kbpsから128kbpsまでのエンコードが可能。
ハードディスク内に保存したMP3をプレイリストに従って配信することもでき、BiBioと連動した認証システムや、Webブラウザによる管理機能なども搭載する。
サン電子では、地域コミュニティや全国チェーン店の同時放送といった手軽な専用放送局網を構築したいという要望に対してBiBioストリーミング放送システムを販売していくとしている。
また、従来機のBiBioからスピーカーやメモリースティックスロットを省略、新たに無線LANに対応した廉価版モデル「BiBio2」も同時に発売する。
＜コメント＞
昨年発売したBiBioも注目されたほどには売れなかったのか、コンシューマー対象から方針を変更しいている。簡易型のストリーミング放送システムという着目は面白く、ミニFM放送局からの移行など考えられるが、コストはそれ以下でなければならず、その点が不明。
関連リンク：サン電子の発表リリース（PDF） |
