2003/11/13
ボーダフォンでも「着うた」スタート
 
 ボーダフォンは、2003年12月1日より三洋製のVGS(Vodafone Global Standard)端末「V801SA」を発売することにあわせて、VGS端末向けにインターネット接続サービスである「ボーダフォンライブ!」の提供を同日付で開始、新たに「着うた」配信サービスを提供すると発表した。

 これまでのVGS端末では、ショートメッセージのやり取りは可能だったが、写メールやムービー写メールなどには対応していなかった。V801SAではそれが可能となり、1通あたり最大200KB(テキスト送信は20KB、全角10,000文字相当まで)の送受信ができる。

 また、新たに「着うた」配信サービスも提供され、開始当初は、レーベルモバイルの「レコード会社直営♪」や「絶対!洋楽」など9サイトが登場する。

 このほか、海外ローミングによって音声通話だけではなく、ボーダフォンライブ!へも渡航先からアクセスできるようになる。サービスエリアは、アメリカ(ハワイ含む)やシンガポール、中国などのアジア地域、西欧諸国など26の国と地域。

 通信方式は、国内ではW-CDMA方式、海外ではGPRSネットワーク(General Packet Radio Service)とデュアル対応となる。

<コメント>
CD音源をそのまま着信メロディとして利用できる「着うた」は、楽曲の一部分であるとはいえ、初めてヒットした音楽配信サービスと言える状況になってきている。先行するauも今回のボーダフォンも圧縮方式は同じMP3のようだが、フォーマットが異なり互換性はない。

関連リンク:ボーダフォンの発表リリース(PDF)
 
 
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