2003/12/09
米PayPalが音楽配信用の超少額決済サービスを開始
 
 米PayPalは、デジタル音楽を少額で販売している音楽配信企業向けの超少額決済サービスを開始すると発表した。

 PayPalの新しい決済サービスでは、音楽配信企業は決済額の2.5%の手数料と1トランザクションあたり0.09ドルを支払う。

 これまでの一般的な条件では、決済額の2%に1トランザクションあたり0.20ドルから0.30ドルを支払うのが相場となっており、PayPalの新サービスを利用することで音楽配信企業は約30%から50%の決済コストを削減できる。

 PayPalでは、音楽配信企業は一般的に1曲あたり0.65ドルから0.80ドルをレコード会社にライセンス料として支払い、さらに顧客販売用の決済費用として0.20ドルから0.30ドルを支払っているとしている。

<コメント>
日本国内のサービスには直接関係ないが、状況は変わらない。クレジット決済では1トランザクションで数十円の決済手数料が当たり前で、インターネットでの音楽配信の単価を下げ止まらせる要因となっている。

関連リンク:PayPalの発表リリース
 
 
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