米Earthlinkと米MusicMatchは、これまでの提携関係を拡大、1曲99セントからのダウンロード型音楽配信サービスを新たに開始することを発表した。
EarthlinkのISPサービス加入者は、5大メジャーレーベルと数百ものインディーズレーベルから、提供された35万曲以上の楽曲を1曲あたり99セントでダウンロードできるようになる。
この「Earthlink Digital Music」サービスには、MusicMatchのジュークボックスソフトをベースにしたソフトウェアが含まれており、これを利用して楽曲の管理が可能となるほか、無料のインターネットラジオを楽しむことができる。
ジュークボックスソフトは「Earthlink Jukebox Plus」に19.99ドルでアップグレードすることで、より高速なCDライティング機能とMP3エンコーディング機能が利用できるようになる。
MusicMatchは2002年7月にEarthlinkと提携し、EarthlinkのISPサービス加入者に対して無料、有料のインターネットラジオサービスを提供していた。
<コメント>
新たに開始された音楽配信サービスの事業者は、有力ブランド企業やISPに対する配信サービスのASP提供を進めており、これもその一つ。こうした取り組みが功を奏するかはまだ分からない。
関連リンク:Earthlinkの発表リリース |