米Appleと米Hewlett-Packard(HP)は、音楽配信サービスとデジタルオーディオプレーヤーに関する戦略的提携を結んだと発表した。
デジタルオーディオプレーヤーに関しては、HPが、Appleのオーディオプレーヤー「iPod」をベースにしたHPブランドの製品を2004年夏に発売する。
また、HPのコンシューマ向けパソコンにAppleのオーディオジュークボックスソフト「iTunes」をバンドルし、音楽配信サービス「iTunes Music Store」へのショートカットをデスクトップ上に配置することで、HPのユーザーに有料音楽配信サービスを提供する。
HPの調査によると、HPユーザーの54%がパソコンへの音楽ダウンロードを行っているという。
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独自路線を進むと思われていただけにAppleの今回の提携は驚き。Windowsマーケットへのアプローチには、やはりパートナーが必要と判断したものと見られる。一方でHPもWMAに対抗する方式の配信をサポートすることでMicrosoftとの今後の関係が注目される。
関連リンク:Hewlett-Packardの発表リリース |