レーベルゲートは、2004年4月1日よりサービスブランドとして新たに“Mora(モーラ)”を立ち上げ、アドレスの新設およびウェブサイトのリニューアルを実施すると発表した。
また、この新ブランドの立ち上げに伴い、同日付で東芝EMIならびにプラティア・エンタテインメントが“Mora”より音楽配信をスタートする。
音声圧縮方式はビットレート132kbpsのATRAC3、著作権管理方式はOpenMGを採用する。
なお、今後導入予定の音楽配信技術として、音声圧縮技術でAAC(Advanced Audio Codec)とWMA (Windows Media Audio)、権利保護技術(DRM)としてWMT (Windows Media Technologies)を初めとする各音声圧縮技術に対応する方式、記録媒体としてSDカードおよびminiSDカード、オペレーティング・システム(OS)としてMac OS Xを挙げている。
さらに、今後参入予定のレコード会社としてワーナーミュージック・ジャパンが2004年夏より配信開始予定としている。
<コメント>
AACやWMAの採用予定を発表するのは、あまりに強すぎるソニー色を薄めるためか。導入予定は未定とのことで実現可能性にも疑問は残るが、それよりiTunes Music StoreやNapsterの日本版をにらんでインフラを提供するなど関わりを持とうとしているとも考えられる。
関連リンク:レーベルゲートの発表リリース
“Mora(モーラ)”のサイト |