2004/05/20
NTT Com、音楽配信サービス「OCN MUSIC STORE」を発表
 
 インターネットサービスプロバイダ「OCN」を運営するNTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、音楽ダウンロードサービス「OCN MUSIC STORE」を2004年6月7日より開始すると発表した。

 音声圧縮形式はWMA(Windows Media Audio)を採用。著作権保護の仕組みとしてWMT(Windows Media Technologies)によるDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)に対応している。

 楽曲料金は1曲210円〜367円で、アルバム単位では1,449〜2,404円。サービス開始時には約2万曲を用意し、2004年度中に30万曲の楽曲を用意する予定としている。

 OCN MUSIC STOREサービス開始時の参加レーベルは、日本クラウン、コロムビアミュージックエンタテインメント、セーニャ・アンド・カンパニー、東芝EMI、徳間ジャパンコミュニケーションズ、VAP、ビクターエンタテインメント、フォーライフ ミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオンで、夏頃にはワーナーミュージック・ジャパンが参加する予定。

 購入はNTT Comが運営するOCNの課金サービス「OCNペイオン」を利用する。OCNペイオンは接続会員向けサービスのため、他プロバイダーの会員は利用できない。

 ダウンロードした楽曲のポータブルオーディオプレーヤーへの転送は3回まで可能。CD-Rへの転送、PCからPCへの転送はできない。

 対応するポータブルオーディオプレーヤーはRio Japanの「Rio NITRUS/EIGEN」、「Rio KARMA」、「Rio CHIBA/Sシリーズ」。順次ほかのポータブルプレーヤへの対応も図っていくとしている。

 NTT Comではブログサービス「ブログ人」との連動サービスも予定。OCN MUSIC STOREの楽曲紹介ページへブログ人ユーザーがトラックバックできる機能を夏頃に提供される。また、CDなどの物販サービスもOCN MUSIC STOREで提供される。

<コメント>
なぜかエキサイトと同日の発表になったOCNの有料音楽配信サービス。サービス間での比較や争いだけでなく、サービス全体の盛り上げが期待される。

関連リンク:NTTコミュニケーションズの発表リリース
 
 
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