2004/05/31
リッスンジャパン、WMA形式の音楽配信サービスを発表
 
 リッスンジャパンは、同社のオンライン音楽検索サイト「Listen Japan」と連動した音楽配信サービス「Listen Music Store」を2004年6月9日より開始すると発表した。

 オーディオ形式はWindows Media Audio(WMA)。著作権保護にWindows Media Digital Rights Management 9(WMRM9)を採用。ポータブルオーディオプレーヤーへの転送も可能で、転送回数は3回までとなっている。

 料金は1曲270円で、バンドル購入(アルバム単位)では1,575〜2,400円。サービス開始時の参加レーベルは東芝EMI。サービス開始時には約1万曲を用意し、2004年度中に40万曲の楽曲を用意する予定。

 決済方式はクレジットカードのみで、今後WebMoneyへの対応なども検討していくという。

 対応ポータブルプレーヤーはWMRM9対応製品で、リッスンジャパンではクリエイティブメディアの「NOMAD Jukebox Zen Xtra」、「NOMAD Muvo2」、Rio Japanの「Rio Nitrus/Eigen」、「Rio Karma」を推奨機種に挙げている。

 サービスのインフラ整備や著作権保護管理はJストリームが担当する。サービスのシステムには、音楽データベースやDRM管理、データホスティング、決済機能などが含まれており、他のポータルサイトや、ISPなどでも導入可能としている。

<コメント>
音楽関連情報ポータルとしての位置づけを維持してきたリッスンもいよいよ自ら配信サービスを開始。システム構築は他の会社の任せており、外販も視野に入れている模様。

関連リンク:リッスンジャパンの発表リリース
 
 
ビジネス情報↑





Copyright©2000-2001 EMD.GR.JP All rights reserved.