NECのインターネットサービス「BIGLOBE」は、ミュージックポータル「BIGLOBE Music」において、PCや各種デジタルオーディオプレーヤーを介して、様々な楽曲を楽しめる本格的なダウンロード型音楽配信サービスの提供を開始すると発表した。
配信プラットフォームは、NTTデータコンテンツプランニングの「LOVEMUSIC」と、エキサイトの提供する「Excite Music Store on BIGLOBE」の2種類が用意される。
サービス開始日、配信曲数はLOVEMUSICが6月16日からで、東芝EMIの楽曲約1万曲。Exciteが6月25日から、東芝EMI、コロムビアミュージックの楽曲約1万曲を配信する。
両サービスともに、年末までに10万曲まで配信楽曲を増やす予定。価格はともに邦楽270円からとなっている。BIGLOBEの接続会員とコンテンツ会員用サービスとして、BIGLOBEのIDとパスワードで音楽を購入できる。
どちらもオーディオ形式はWindows Media Audio（WMA）。著作権保護にWindows Media Digital Rights Management（WMRM）を採用。ポータブルオーディオプレーヤーへの転送も可能で、転送回数は3回までとなっている。
推奨プレーヤーは「LOVEMUSIC」がRio Japan製品、「Excite Music Store on BIGLOBE」がクリエイティブメディア製品となっている。
BIGLOBE Musicではオーディオプレーヤーの販売なども行なわれ、LOVEMUSICでは、Rio製プレーヤー購入者に好きな楽曲を1曲プレゼントするキャンペーンも実施する。
＜コメント＞
有料音楽配信サービスが国内でも立ち上がりつつあるが、BIGLOBE上では二つのプラットフォームが併存する形となった。仕組みはまったく同じでシステム提供事業者が異なるだけのように見られる。これが分かりにくさや使いにくさにつながるものではないかと懸念する。
関連リンク：NECの発表リリース
「BIGLOBE Music」 |
