米Appleは、iTunes Music Storeでアフィリエイトプログラムを開始したと発表した。音楽ダウンロード販売サイトでアフィリエイトプログラムを提供するのはこれが初めてだとしている。
Webサイトの運営者が、iTunes Music Storeで販売している楽曲やアルバムへのリンクを自分のサイト内に設けることで、実際にそのリンクを通じて売上があった場合に5％を報酬としてもらうことができる。
プログラムには企業や個人を問わず、Webサイトを運営していれば参加できるが、暴力的な内容のサイトや知的財産権を侵害しているサイトなどは審査により対象外となる。
なお、iTunes Music Storeは現在、米国、英国、フランス、ドイツでのみサービスを提供しているが、アフィリエイトプログラムにはこれら4カ国以外のWebサイトでも申し込める。報酬は、月末時点で25ドル以上貯まっている場合に小切手で支払われ、25ドル未満の場合は翌月以降に持ち越しとなる。
＜コメント＞
ネットビジネスにおいてアフィリエイトの手法は一般的と言ってもよい状況にある中で、音楽配信サービスで初めてというのは意外。音楽こそユーザーの好みが購入判断を左右する嗜好品であり、また情報発信の欲求も高いことからアフィリエイトの効果を発揮する商材として期待できるだろう。
関連リンク：アップルの発表リリース |
