2004/010/13
米Microsoft、有料音楽配信サービス「MSN Music」正式開始
 
 米Microsoftは、「Windows XP Media Center Edition 2005」を発表する一方、これと“統合”した形で提供される音楽ダウンロード販売サービス「MSN Music」を正式に開始すると発表した。

 MSN Musicは、プレビュー版で公開されていた米国を含む9カ国でサービスが開始された。10月末までには新たに8カ国を加え、主に欧州市場を含む合計17カ国でサービスが展開される。

 MSN MusicはWindows Media Player 10に統合され、さらにWindows Media Player 10はWindows XP Media Center Edition 2005と統合される形になる。

 また、Windows Media Player 10でオンラインの音楽・ビデオストアを紹介する「Digital Media Mall」の拡大も発表、MSN Musicに加え、新たに30種類のオンライン音楽/ビデオストアがWindows Media Player 10から直接アクセスできるようになっている。

 ユーザーがWindows Media Player 10に対応した製品やサービスを選びやすくする目的で、新たに「PlaysForSure」のロゴも導入。Dell、HP、RioなどのメーカーやMusicmatch、MusicNow、Napsterなどの音楽サービス、Tower Recordsといった小売店がこのロゴを採用する。

<コメント>
MCE2005になって、ビデオコンテンツ中心の位置づけからオーディオコンテンツ中心の位置づけに変わった印象を受ける。その背景にはやはりAppleのiTunes Music Storeがあるものと考えられる。

関連リンク:米Microsoftの発表リリース
 
 
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