2004/010/13
MSN Japanが音楽配信サービス「MSNミュージック」の提供を開始
 
 マイクロソフトは、同社が運営するインターネットポータルサイト「MSN」で、音楽配信サービス「MSNミュージック」を2004年10月20日より開始すると発表した。

 音声圧縮形式はWindows Media Audio 9(WMA9)。価格は1曲158円〜367円、1アルバムにつき1,300〜2,200円。

 参加レーベルはコロムビアミュージックエンタテインメント、セーニャ・アンド・カンパニー、東芝EMI、徳間ジャパンコミュニケーションズ、日本クラウン、VAP、ビクターエンタテインメント、フォーライフ ミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオン、ワーナーミュージック・ジャパン。

 最大の特徴は、後日公開予定のWindows Media Player 10から直接アクセス可能となること。また、MSNミュージックの独自機能として、「MSNメッセンジャー」やブログサービスの「MSNスペース」などを利用して、音楽に関する口コミ情報などの収集/共有機能を備えている。

 利用には「.Net Passport」の取得が必要。課金方法はクレジットカードとWebMoneyに対応予定。ダウンロードしたデータはHDDに保存でき、WMA DRMに対応したポータブルオーディオ機器へ3回まで転送できる。また、ダウンロードした曲のライセンスは、3回まで再発行が行なえるため、OSの再インストール時やPCを買い換えた場合でもダウンロードデータを活用できる。

 また、国内販売中のCDカタログデータの検索や、アーティストのキーワード検索なども可能。MSNミュージック編集部による曲目リストなども用意され、お勧めアルバムや更新情報、ダウンロードランキングなどのリストが公開されるほか、インタービュー記事などの情報記事の提供も予定しているという。

<コメント>
米国の情勢からはかなり遅れている印象だっただけに、このタイミングでの発表は驚き。一方で、国内各社がサービスを開始しており、同様のレベルであればマイクロソフトも問題ないという意味合いか。日本に於いてはアップルは後塵を拝す形となった。

関連リンク:MSNの発表リリース
 
 
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