KDDIおよび沖縄セルラーは、「CDMA 1X WIN」向けの新サービスとして、楽曲を1曲丸ごとダウンロードできる音楽配信サービスEZ「着うたフル」を2004年11月下旬より開始すると発表した。
EZ「着うたフル」は、携帯電話に搭載されたステレオスピーカーだけでなく、ステレオイヤホンや外部ステレオスピーカーに出力しても楽しめる高音質な楽曲を1曲丸ごと配信するCDMA 1X WIN向け音楽配信サービス。
コーデックは「HE AAC（High Efficiency AAC）」を採用。高い圧縮率を確保しながらAAC並の高音質が可能だとしている。
配信される楽曲によってはアーティストのジャケット写真や、歌詞などもいっしょに提供され、コンテンツプロバイダーがあらかじめ指定した部分をだけを着うたとして着信設定することも可能。
対応機種は、1X WIN端末の冬モデル「W21CA」「W21T」「W22SA」「W22H」の4機種。サービス開始時に、4社6サイトから約1万曲の楽曲が用意される。1曲当たりの利用料は数百円程度。公式メニューの「着うたフル」からアクセスできる。
KDDIでは、EZ着うたフルのスタートに合わせて音楽ポータルサイト「EZ Music!」を開設するほか、CDのオンライン販売サイト「au Records」をオープンする。
「EZ Music!」では、EZ着うたフル、着うた、「au Records」向けに楽曲検索機能を提供。また、FMラジオアプリ「EZ・FM」で提供しているオンエア中の楽曲を確認できる「NOW ON AIR情報」機能においても、表示された楽曲のEZ着うたフル版を検索できる機能を用意する。
＜コメント＞
着うたの成功を受けて、予てより話にのぼっていたフルコーラス版がいよいよ開始。当サイトのコラムでは着うたは聴きたいためにダウンロードするものではないとしていたが、果たして結果はどう出るか注目される。
関連リンク：KDDIの発表リリース |
