レーベルゲートは、OpenMG対応のデジタル音楽管理ソフト「SonicStage 2.3 for Mora」を2004年11月17日より無償配布すると発表した。
SonicStageは従来までソニーの音楽プレーヤーなどに同梱する形で提供されており、レーベルゲートではOpenMG対応の楽曲管理ソフト「MAGICQLIP 2」を無償で提供していた。
今回、レーベルゲートではSonicStageをMoraの推奨ソフトとして提供し、OpenMG対応の楽曲ファイル管理はSonicStageに統合を図る。
また、無償配布にあわせてSonicStageの機能も拡充。音楽CDの作成機能が追加されるほか、ポータブル音楽プレーヤーへの楽曲転送回数を無制限にするといったルール設定が可能になる。
SonicStage 2.3 for Moraの対応OSはWindows XP/2000/MCE2004/MCE2005で、著作権保護方式はOpenMGをサポート。音楽フォーマットはOpenMG対応のATRAC3/ATRAC3plus/PCMのほか、MP3、WMA、WMVもサポートする。
楽曲の取り込みはCD、音楽ダウンロード配信サービス、PC内の音楽ファイルから可能で、CDDBを利用した音楽情報取り込み機能、音楽ライブラリ管理機能、バックアップ/リストア機能などを搭載する。
<コメント>
ソニーのバイオ専用という建前がなかなか外せなかったSonic Stage。サポートの問題もあったのだろうが、レーベルゲート主導のオープン化は歓迎したい。また、新たな配信ルールが可能になるなど、サービス内容に関わる部分があったためビジネス情報として取り上げた。
関連リンク:レーベルゲートの発表リリース |