2004/12/22
Listen Japan、配信音楽ファイルのCD書き込みが可能に
 
 リッスンジャパンは、同社が展開している有料音楽配信サイト「Listen Japan」において、2004年12月24日からダウンロードした楽曲ファイルをCDに書き込めるように利用制限ルールを変更すると発表した。

 Listen Japanでこれまで配信された楽曲(WMA)ファイルは、PC、およびWindows Media Digital Rights Management(DRM)に対応したポータブルオーディオプレーヤーでのみ再生や転送が可能だったが、2004年12月24日の正午からルールが変更され、購入したファイルを10回まで音楽CD(CD-DA)にも書き込めるようになる。

 対象となる楽曲は東芝EMIが提供する楽曲と、同日から配信されるワーナーミュージック・ジャパンの楽曲で、計約6万曲。

 また、これまでDRMに対応したポータブルオーディオプレーヤーには3回転送が可能だったが、同日から東芝EMIの提供する楽曲の転送回数が無制限になる。ただし、ワーナーの楽曲は3回までに制限されるが、固有識別機能を備えたプレーヤーには最大3台まで、何回でも転送できる。

 なお、楽曲ファイル毎に利用制限ルールが異なるため、同社ではCDへの書き込みの可否、ライセンスバックアップの可否、DRM対応プレーヤーへの転送回数などを示したアイコンを楽曲のページ毎に表示するようにサイトデザインの一部を変更する。

<コメント>
繰り返すが、こうしたルールの変更はコンテンツホルダー側が決定するものであり、基本的に事業者間に差は付けない。このアイコン表示は楽曲により配信ルールが異なる状況下では分かりやすく、ユーザーの意識を高めるものになるだろう。

関連リンク:Listen Japanの利用制限の変更についてのページ
 
 
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