オリコンは、同社公式サイト「ORICON STYLE」を2005年3月23日13時よりリニューアルを実施、あわせて音楽配信サービスを開始すると発表した。
楽曲のファイル形式にはWindows Media Audio(WMA)を、DRMはWindows Media Rights Managementを採用、ビットレートは128〜192kbps。
DRM対応オーディオプレーヤーへの転送回数は1回〜無制限、CDへの書き込みへも対応するが楽曲提供企業によって対応が異なる。
楽曲の料金は157円〜315円で、クレジットカード決済のみに対応。その他決済方式も順次対応するとしている。
楽曲を提供する企業は、社団法人日本レコード協会の正会員社18社を含む50社。楽曲数は約10万5千曲を揃える。また、韓国のMusic CityとMutara、スペインのSubterfugeも楽曲を提供する。
オリコンによる音楽CDやDVDなどのセールスランキング情報「オリコンランキング」と連動した楽曲配信を行なうほか、新聞社系サイトとの連動も行なう。
<コメント>
トラブルを乗り越え、ようやくサービスの開始。音楽情報誌が母体なだけに、充実した音楽情報の提供が期待される。その一方で、新聞社系サイトとの連動はユーザーの獲得を目的とするならば実効性の面で疑問が残る。
関連リンク:オリコンの発表リリース(PDF)
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